「朝はむくんでいなかったのに、夕方になるといつの間にかむくんでいた」という経験をお持ちの方は多いでしょう。パンパンにむくんだ脚は、決してキレイには見えません。せっかくお手入れをしても、ブヨブヨむくんでいたら、美脚の魅力も半減です。
カラダがむくむ原因の一つとなるのが、腎臓の働きの低下です。腎臓の機能が悪いと、尿が正常に排泄されなくなるため、体内に余分な水分が溜まりやすくなるのです。さらに、腎臓の弱体化は、全身の倦怠感の原因にもなります。朝起きた時に腰の痛みを感じやすいのも、腎臓が弱い人の特徴です。
腎臓は、下腹の活力をコントロールする大事な器官。今回紹介するのは、腎臓を活性化するのに効果的なのは「上体起こし」です。体の前面を流れる任脈と背面を流れる督脈、さらに膀胱経絡を刺激することで、腎臓の機能強化を図ります。
<上体起こし>
1.うつぶせになり、手のひらを胸の横におき、つま先を伸ばします。息を吸いながら上体を起こし、背中を反らします。
2.背骨に意識を集中し、この姿勢を維持します。
3.息を吐きながら上体を下ろします。3回繰り返します。
Point:上体を起こすのがつらい場合は、手ではなくひじをついて行いましょう。
効果:インスリンの分泌を促進します。背骨(脊椎)のゆがみを矯正し、腎臓、膀胱など泌尿器系と生殖器系の機能を強化します。
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