胃腸などの消化器官は「冷」の刺激に敏感です。この時期は、冷飲過多に要注意!陰陽のバランスの取れている時期だからこそ、生活のリズムをしっかりして、心身のコンディションを整えていきましょうね。
胃腸の不調を整える、簡単にできるエクササイズをご紹介します😀
①イルチブレインヨガの「みぞおち叩き」
みぞおちから腹部全体を叩くことで、内臓に刺激を与えるエクササイズです。胃腸の働きが活発になり、血液の循環がよくなり、肩の緊張がほぐれます。
胃腸の働きが良くなれば、脳にも十分な血液とエネルギーが行き届くようになるため、集中力や思考力がアップします💖
<みぞおち叩き>
(1)背すじを伸ばして座ります。
(2)両手で握りこぶしを作って、交互にみぞおちを軽く刺激します。
(3)みぞおちをリズムよく叩いた後は、おへその周りや下腹までまんべんなく刺激します。
Point:みぞおちから腹部全体を強弱をつけて叩けば、腸の働きも促進されます。肩の緊張をほぐすのにも役立ちます。みぞおち叩きのあとに腸運動をすれば、腸がさらにほぐれて、やわらかくなります。

②イルチブレインヨガの「ひざ下叩き」
ひざ下にある胃のツボを刺激する動作です。胃のツボは、ひざのお皿の外側のすぐ下にあるくぼみから、指4本分くらい下がったところにあり、「足三里(あしさんり)」と呼ばれています。
ここを刺激することで、弱った胃や腸の働きを活発にすることができます。

まず、ひざから足首までを両手で軽くコンコンと刺激します。その後、足三里のあたりをしっかりと刺激します。
ひざ下叩きをすると、胃をはじめとする内臓が軽くなって動き出します。叩いている最中にお腹がグルグルと鳴ったり、ゲップが出たりするかもしれません。これは、胃腸の働きが活発になってきたというサインです。
また、ひざ下全体をまんべんなく叩くことで、足も軽くなって、体全体が軽く感じられるようになり、胃腸の不調からくる足のダルさも解消されます💖
<ひざ下叩き>
(1)両ひざを立てて座ります。
(2)両手を軽く握って、ひざ下から足首の上までを刺激します。
(3)ひざ下に長い骨が2本あり、ひざを立てると、外側の骨が出ます。その骨の外側に「足三里」などの胃の経絡が通っているので、叩いて刺激します。

※ひざ下から足首までをまんべんなく刺激すれば、脚が軽やかになる効果があります。
慢性的に胃腸の弱い方は、エクサイズを行いながら、体自体を冷やさないように注意してくださいね!温かく、柔らかく、優しい味のものを食してください!
胡麻、胡桃、蜂蜜、梨などは肺を潤し、血を養うのでお勧めの食材です❣
季節の変わり目ですので、くれぐれも心身ご自愛くださいね💖

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