今年も全国各地で熱帯夜が続いています。多くの方が、寝苦しい、寝つきが悪くなった、眠りが浅くなった、といったことを感じていらっしゃることでしょう。

これは実は、テレワークや外出自粛などにより体を動かす機会が減っていることも、少なからず影響しています。昼間にしっかり体を動かしていると、睡眠の質も変わってきます。また、呼吸の深さも睡眠の質に影響を与えます。

体を動かすと血行がよくなり、気エネルギーの循環もよくなります。循環が滞って頭のほうに濁ったエネルギーがたまっていると、夜になっても考えごとや悩みが頭の中をぐるぐる回って、なかなか寝付けなくなってしまうのです。

イルチブレインヨガの「つま先たたき」は、両足をそろえた状態で、左右に開いたり閉じたりして、つま先同士をコンコンとぶつけるブレイン体操です。繰り返し足全体を開いたり閉じたりするので、股関節がほぐれます。気エネルギーを下半身におろすのに重要なポイントが股関節です。股関節が詰まるとエネルギーが足先まで下りず、頭に血が上ってしまいます。そうなれば眠れなくなります。股関節がほぐれることで全身に血液と気エネルギーがうまく循環できるようになるのです。

つま先たたきは、テレワークの合間やテレビを見ながらなど、いつでもできますが、夜寝る前にするのがおすすめです。布団の上に座るか横になり、両足のかかとが離れないようにしながら、つま先を開いたり閉じたりしてみてください。最初は100回から始め、しだいに数を増やして500回行ってみましょう。寝つきがよくなり、翌朝の目覚めもすっきりしているのが感じられると思います。

とはいえ、昔より暑さが厳しくなっているため、エアコンなども上手に活用して睡眠環境も整えて快適にお過ごしください。