骨盤と足を結ぶ股関節は、健康づくりに欠かせない部位です。股関節の状態と健康寿命は深い関係があると言われています。若いうちからやわらかく保っておきたいですね。

私たちの足をあらゆる方向に動かしてくれる「股関節」。歩く、走る、跳ぶなど、脚を使うほとんどの動作で股関節が使われます。イスから立ち上がるときも、股関節が大きく動いています。

股関節は、太ももの「大腿骨」と、骨盤を結ぶところにあり、球状の形をしています。球状だから本来は動きの自由度が高く、回す、ねじるなど、あらゆる方向へ自在に動かせるはずです。

ところが、足首やひざの動きはふだんから意識しやすいのに比べて、股関節の動きは普段なかなか意識しにくいです。そのため、ほぐされないまま放置されることが多く、いつの間にか動きが硬くなってしまいます。

また、股関節が硬いと上半身と下半身のエネルギーの循環が滞りやすくなり、下半身にエネルギーが届きにくくなることも。これは、冷えなどのトラブルの原因になります。さらに股関節の可動域が狭くなることで、体を動かすたびに骨盤に重い負担がかかり、骨格全体がゆがみやすくなるとも言われています。

イルチブレインヨガの股関節ストレッチは、骨盤や股関節まわりの筋肉と太ももの外側の筋肉をほぐし、柔軟性を高めていくブレイン体操です。下半身とお尻の引き締めにも効果的。お尻の筋肉がほぐれることで腰も楽になります。下半身の血行がよくなり、だるさの緩和にも役立ちます。

最初に足首を90度に曲げてかかとを押し出した状態から行いましょう。足首が伸びていると足首に負担がかかり痛めることもありますので注意する必要があります。腰が曲がってしまうときは、お尻の下にタオルなどを敷くのもいいでしょう。腰が伸びるように高さを調節します。体を前に倒すときは、骨盤を床に下ろしていくようなイメージで、なるべくお尻が浮かないようにし、頭は前方へ遠く伸ばしていくとイメージします。

呼吸しながら体の声を聞き、ムリをしないように心地よく伸びるところで止めましょう。股関節やひざなどにトラブルがあるときは、行わないでください。